男性のスケベ心が心理戦に利用される
多くの男性がついサクラの手口に引っかかるのは、巧みに男性心理を操れるからです。
例えば「少しメール交換して仲良くなったらデートしたい」などとメールに書かれたら、純真な男性の多くはその言葉を鵜呑みにしてしまいます。
この他にも、男性心理をうまくくすぐる言葉のオンパレードで攻めてきます。まるで下心を見透かしたその言葉に、ついつい、お財布の紐を緩めてしまうのが男性です。そして中には、とことん付き合ってしまえと、まじめな人ほど献身的になります。
女性づきあいの少ない人ほど、「嫌われたくない」という思いが強く働きます。こうした男性こそ、サクラの格好のターゲットとなります。
インターネットがヴァーチャルで安全な場所、というのはもはや幻想です。リアルな社会と同じように、ウソやだまし、詐欺まがいの行為が横行しています。
ネットでもリアルな社会でも同様に行われる悪徳商法の手口の一つに、「デート商法」というものがあります。
これは例えば出会い系サイトやSNSサイトなどを通じて、女性とであったとします。さらに関係はリアルでのデート等へ発展することになります。
おそらく、「ここまで来ればもう、だましやサクラは無いだろう」と、あなたは安心するでしょう。そしてその通り、最初のデートは難なく終了し、次回のデートを楽しみに家路に着くでしょう。
ところがそこに罠がありました。2回目のデートで待ち合わせの喫茶店に座ると、なんと数名の人間に取り囲まれてしまうのです。そして、なにかしらの勧誘話を聞かされるだけでなく、最悪の場合は、金銭被害に合う。そんなことも起こりえるのです。
または、実体は無くお金だけがメンバー間で動くだけの「マルチ商法」に引きずりこまれて、社会的な問題となってしまうかもしれません。また、霊感商法の餌食となり、高額商品のローンをその場で組むことにもなりかねません。
サクラが動員されるのは、なにも出会い系サイト運営者だけではありません。怪しげな親交宗教団体や、「マルチ商法」や「霊感商法」を目論む悪徳業者たちも、サクラを使います。
「スケベ心はあるけど、人を信じやすいいい人」ほど、こうしたサクラの餌食になってしまうカモなのです。

